武蔵野の雑木林
玉川村の全面積は1449ヘクタール。その50%以上が山林で、さらにその6割以上(約500ヘクタール)が雑木林です。かつては薪炭林や土木工事用として利用され、その後は椎茸材としてかなり利用されましたが、搬出の悪いところは放置されるなどして、植生がどんどん変化し、キノコや山野草も姿を消していきました。
また村の木であり、比企地方の特色であった「赤松」林が需要の減少とともに林床の手入れが十分でなくなり、さらにマツクイムシの被害が押し寄せ、いまや瀕死の状態となってしまいました。 とはいえ、代々受け継がれてきた山林を大切にしようとする人たちの手によって雑木林の美しさは守られています。若葉の頃、木漏れ日、落ち葉降る季節、冬の陽だまり…どの季節も美しい姿を見せてくれる雑木林です。