秋の味覚といえば栗
栗は、縄文遺跡から炭化したものが発掘されるほど、古くから重要な食糧でした。平安時代には貢納物として使われ、戦国時代には兵糧として用いられました。とくに干した栗の実を臼で軽く搗いた搗栗(かちぐり)は、「勝」に通じることから戦陣の祝宴にかかせぬものでした。また、「くりまわし」がよくなると正月の縁起物としても用いられました。
栗を使ったお菓子が工夫されるようになったのは、江戸時代後期からで、栗ようかん、栗まんじゅう、栗最中、栗鹿の子、栗きんとんなどなど、栗がなかったらお菓子の魅力が半減してしまうのではないかと思うほどです。